福岡県地域木造住宅生産体制強化地域協議会

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木材の多様な使い方

戦後、植林された人工林が充実して造成期を過ぎ、まさに利用期を迎えている現在。地域の木材利用が社会貢献へとつながることが注目されています。福岡県にも豊かな森林が多く存在し、その利用促進が幅広く図られています。

住宅・木造建築物

大事な森林を手入れする際に伐採される木材は、優れた住まいの建材として広く用いられています。というのも「目にやさしく疲れない」「室内の湿度を調節する」「熱を伝えにくいので冷え性の方にもやさしい」「音をまろやかにする」など、木には実にいろんな「力」が備わっているから。また、その地方地方で気候風土に適した樹木が生息していることから、県産材を利用することが望ましいということもポイントです。

住宅・木造建築物
住宅・木造建築物

公共建築物

県産材の利用促進のため、福岡県では平成10年度から「福岡県木材需要拡大推進本部」を設置。建築基準法その他の法令に基づく基準で耐火建築物とすることなどが求められていない低層の公共建築物について積極的に木造化の促進を行っています。

公共建築物

マンション内装リノベーション

ライフスタイルに合った快適な住まいづくりを実現できると、近年人気のリノベーション。新築に比べリーズナブルに住まいを取得できるだけでなく、資産価値の目減りが少ないとされ、またCO2排出量も建替え工事と比較して少ないので環境への負荷が軽く、資源の節約にもつながります。次世代を見据えた選択としてますます需要が高まってきています。

木質バイオマス

バイオマスとは、「再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く)」のことで、中でも木材からなるものを「木質バイオマス」といいます。樹木の伐採や造材の際に発生した枝や葉などの林地残材や、製材工場から発生する樹皮やのこ屑、住宅の解体材などを有効に活用。今後の利用拡大も重要な課題です。

木製品

国内の備蓄量が豊富で今後も安定的な供給ができる国産杉材の利用は家具などの分野でも積極的に利用する動きがあります。杉材の加工度をより高機能化し、活用することを検討する「地域材活用研究会」が大川インテリア振興センターを中心に設置されています。
大川インテリア振興センターhttp://www.okawajapan.jp

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